西河原北グランド

1回・2回とシーパーズはランナーを出すがけん制死や盗塁死でチャンスをつぶす嫌な立上り。3回には2死満塁の好機を生かせずもどかしい展開。先発R1君は1,2回を3人ずつで抑え完ぺきな立上りであったが3回裏簡単に2死を取った後、相手9番打者に10球粘られて四球を出しこの試合初めてのランナーを出す。すると相手1,2番に連続タイムリーを打たれワンチャンスで2点を献上。ツーアウトからの痛い失点で追いかける展開に。相手投手も制球に苦しんでおり4回、5回にもランナーを出すがここぞの場面であと1本が出ず無得点が続く。

最終回、K4君が3塁線を破って出塁するとその後R1君、T11君の2連続四球で2アウト満塁の好機をつかむ。まずはバッターS5君。フルカウントからの6球目を見逃して押し出しの四球、1点を返す。続くR8君。制球を乱す相手投手のボール球を冷静に見送って押し出しの四球、土壇場で同点に追いつく。その裏、ランナーを3塁まで進められるがK3君がピッチャーフライに打ち取り同点のまま試合終了、試合の行方はタイブレークに持ち込まれた。

タイブレークは無死1,2塁からの攻撃。シーパーズはヒットエンドランでK5君がランナーを2,3塁に進める。何とか得点したいこの場面でO監督のサインはなんと3塁ランナーを走らせるヒットエンドラン。バッターM9君が高めの球に食らいつきR8君が生還し何とか1点をもぎ取る。

その裏、相手は手堅く送って1死2,3塁。ここで相手ベンチはスクイズを選択。シーパーズバッテリーは高めに外すが相手バッターの意地が勝り、同点を許す。なおも2死3塁でサヨナラのピンチとなるがK3君が落ち着いたピッチングで三振を奪いゲームセット。

勝敗の行方は抽選にゆだねられるも、結果は抽選負け。悔しい準決勝敗退となった。

それでも、守備ではR7君やS5君の外野陣が走りこんでの好捕など、Tコーチの鬼ノックの成果を見せた。2番手K4君は復調の兆しで試合を作るなど、次の試合につながる収穫は大いにあった。